うちの子にはどんな塾がいいのかしら?
当塾の設計コンセプトは、『優秀な講師の獲得が難しい地域でも適切なサービスを提供し生徒の成績を上げること』かなと思う。
なので、1対8で生徒の面倒を見られる仕組みを考えた。
講師が不足する前提なので、講師一人当たりの生徒数が多い。
講師不足を解消するため、基礎的な内容の解説は3分ほどの映像授業に任せた。
実際、話を聞くように押し付けられた場合、大半の生徒は3分以上の解説に耐えられない。
話を聞いていると飽きて、意識がどっかに飛ぶ。
それが講師だろうが、映像だろうがそんなに関係ない。
個別指導塾は『誰が教えるかが重要』と考える人もいるが、正しいと思う。
個別指導塾は生徒が講師の話を聞いてくれないと始まらない。
10分でも20分でも話をしっかり聞ける生徒は、集団塾に行くと良い。
そもそも学校に行かなくても、成績が良いはずだ。
個別指導を選択する必然性はない。
あるいは、学校の授業だけで十分かもしれない。
個別指導塾の場合、生徒の学習スケジュールの管理も講師の仕事だろう。
当塾も生徒の勉強の進捗は把握している。
データベース化してかなり綿密に状況を把握している。
しかし、授業中に生徒に逐一、勉強内容を指示するのが大変なので、カリキュラムを毎時間、作成することにした。
生徒はカリキュラムを見て、勉強を進めればよい。
そのため、授業中の講師の仕事は、『テキストの解説を読んでも、映像授業をみてもしっかり理解出来ない場合の解説』が中心となった。
あとは、授業中に勉強方法とか、心構えとかを話している。
分からないところを消化してあげれば成績が上がると思っている保護者も多いかもしれないが、問題はそんなところじゃない。
勉強の仕方自体が間違っていることが多い。
ここを何とかしてあげないと、テスト勉強で無駄な時間を過ごすので成績は上がりにくい。
生徒が自分で勉強していけるように指導していくのだが、手間のかかる生徒は一定数いる。
まずは、塾に入ってきたばかりの生徒。
右も左も分からないので、授業中に細かく指示をする。
勉強方法も、気になったところは指摘していく。
テスト勉強なら、『学校のワークは1ページ毎にマル付けしろ』とか、『ページが進むほど難易度が上がっているので、ページ数の若い方から順番に問題を解いていけ』とか、常識的なことも含めていろいろ。
次に、隣に人が座っていないと勉強にならない生徒だ。
こういう生徒は、1対2や1対3の個別指導を探した方がいいと思う。
出来ない子ほどかわいいところがあるので、入塾したら面倒はしっかり見させてもらうのだが、当塾の設計コンセプトからはずれている。
カリキュラムを作ってもその通りに進まないし、映像授業を見てもらっても理解できているのかどうか分からない。
結局、人が手取り足取り面倒を見た方がよいという判断になる。
完全に勉強が遅れてしまっている子とかも、週5、週6で面倒を見ることがある。
『効率的に勉強して、みんなに追いつきましょう!』なんて無理だ。
遅れているなら、遅れを取り戻すまで毎日でも塾に来るしかない。
1コマいくらの塾では、遅れを取り戻すのは難しいと思う。
まぁ、肝心なのは学校の授業についていくことだ。
で、塾を選ぶにはどうすれば良いかという話に戻る。
よく考えたら、この辺の塾のことあんま知らないわ。
うちが一番いいと思うよ。👍