愛知県も東京都立高校入試tと横並びにする可能性があるので、無視できない情報です。
少なくとも、出題範囲の縮小を検討はするでしょう。
具体的には下記の通りとなったそうです。
※現時点では愛知県の話ではありません。(2020/6/12)
教科 | 出題範囲から除外する内容 |
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国語 | 中学3年生の教科書で学習する漢字 |
数学 | 中学3年生で学習する内容のうち、次に挙げる内容 〇 三平方の定理 〇 標本調査 |
英語 | 関係代名詞のうち、主格のthat、which、who及び目的格のthat、whichの制限的用法 ※ 同様の働きをもつ接触節も出題しない。 |
社会 | 公民的分野のうち、次に挙げる内容 〇 『私たちと経済』の「国民の生活と政府の役割」 〇 『私たちと国際社会の諸課題』 |
理科 | 各分野のうち、次に挙げる内容 〇 第1分野 ・ 『運動とエネルギー』の「力学的エネルギー」 ・ 『科学技術と人間』 〇 第2分野 ・ 『地球と宇宙』の「太陽系と恒星」 ・ 『自然と人間』 |
国語以外の4教科は、3年生の2学期の終盤以降で習う内容を削った形になっていますね。
教科書の最後まで授業が終了しない学校が発生する可能性を考えて、受験生に不公平が生じないように配慮した印象です。
つまり、東京都教育委員会側は、上述の範囲を勉強しなくてもよいと判断したわけではないと思います。
塾側としては、少なくとも3年生の範囲は全て勉強してもらうつもりです。
受験勉強については、出題範囲外の勉強をする余裕がなければ、出題範囲に絞って勉強してもらうことも検討するつもりです。
まぁ、愛知県も同様の対応になるかは不明ですが。
今後の教育委員会の動向に要注目です。