夏休みが無くなるだろうと予測していたのですが、9月入学論が出回り始めました。
春休みが3か月の超長期休暇となりました。
この超長期休暇は5/31までの予定です。
GW明け2週間後に感染者が増えるのではないかという予測もありますが、私には分かりません。
GW中に遊びに出て感染した場合、周りからの非難が怖いので、流石にほとんどの人は自重していると思います。
今回こそ非常事態宣言が解除される状況にまで収束して欲しいです。
さて、それでは9月入学論が妥当かどうかという議論についてです。
わたしは9月入学論は妥当でないと思います。
新型コロナウィルスの第2波、第3波がやってくると言われています。
予防薬も治療薬もない現状から考えると、不可避でしょう。
そして、また、緊急事態宣言が発令されるでしょう。
今度は、9月入学の予定を4月までずらそうと言い出すのでしょうか?
あり得ないでしょう。
6月に授業を再開し、3月終業を目指すべきだと思います。
第2波、第3波が来る場合に備えた学習環境を構築していかざるを得ない状況です。
夏休みを潰せは遅れは1ヶ月分で済みます。
宿題も出しているので、実際の遅れは1ヶ月分もないと思います。
今後数年間は今のような状況が断続的に発生することを想定し、この事態とどう付き合っていくかを模索していく時期が今だと思います。
それにしても、塾で夏期講習をする時間がないのか。
基本的には夏休みの超勉強量が逆転合格の土台になるので、受験生は逆転が難しくなりますね。
じゃあ、どうしようか?
ま、今から勉強するしかないよね?
今は確かにピンチの時なんだけど、受験生からしたらチャンスの時でもあるんですよね。
生徒の話を聞く限り、ほとんどの生徒の勉強量が足りていない。
夏休みに勉強できない分を今確保するしかないのに・・・。
『周りが遊んでいる今こそ逆転のチャンス!!』
なんて考えるのは塾の先生だけか?
塾としては、9月以降は土日に講習を入れることも考えないといけない。
9月から3月まで土日出勤か・・・。
授業を再開できても、新型コロナウィルス感染者が発生するたびに、学校は休校になるでしょう。
本人が感染しなくても、家族の誰かが感染したら学校には登校できない。
それらに対してはオンライン授業を開催して、ダメージを最低限に抑える予定です。
学校が休みになっても、皆、条件が同じなんて考えてはいけない。
学校の授業が遅れたとしても、入試ではそんなことは考慮されない。
皆、平等に審査される。
この騒ぎの中で、サボっていたやつが取り残される。