問題を読まないせいで、問いと違うことをする生徒がいます。
主に2パターンかなと思います。
1つ目が、普段から教科書もしっかり読まない生徒。
因数分解しなさいと書いてあるのに、勝手に二次方程式にしてしまいます。
問題文には『因数分解しなさい。』『二次方程式を解きなさい。』と書いてあり、
式も因数分解の場合、
x^2+5x+6
二次方程式の場合
x^2+5x+6=0
と書いてあるのですが、気が付かない生徒がいます。
生徒の勘違いに気付く都度、指導はするんですけどね。
1回だけならまだしも、何回も同じミスを繰り返します。
なぜ間違えたか、どうすれば同じミスを繰り返さないか考えさせる必要があります。
もう一つが、普段から早く解くことを要求されている生徒。
『ここまで終わらせたらゲームしてもいいよ。』
とでも言われているのでしょう。
早く勉強を終わらせたいあまり、読み飛ばす癖がつくようです。
間違えた問題を解き直すルールを追加すると緩和されると思います。
『1時間勉強したらゲームしてもいいよ。』
と時間制限にすると、今度は中身が薄くなることを危惧しなければなりません。
いずれにせよ、修正には根気が必要です。