学校の宿題やテスト勉強をするとき、10ページまとめてマル付けすると楽だとか考えていませんか?
その勉強方法は失格です。
マル付けは1ページ毎にしましょう。
英語や数学、理科の計算問題は、1ページが終わっていなくても分からない問題が出てきた際はそこで演習を切り上げて、マル付けしてもいいと思います。
それじゃあ効率が悪いと思うかもしれません。
でも理由があります。
問題集は基礎的な問題から徐々に問題が難しくなるように作られています。
英語や数学の場合、前の単元の内容を理解した前提で次の単元の内容を勉強するようにできています。
そのため、先の1ページの出来が悪いと、次の1ページは散々な結果になります。
散々な結果で終わってしまうと演習した時間そのものが無駄になり、得るものが少ないことがほとんど。
先の1ページで出来ないところを見つけ、復習してから次のページに臨んだ方が次のページでもある程度は解けるはずです。
出来なかった問題はもう一度やり直す必要があります。
まとめてマル付けをすると、結果的に勉強効率がものすごく悪くなります。
マル付けをするということは、自分のその時点での理解度を確認するということです。
出来ないところを見つけて出来るようにすることが勉強です。
特に英語や数学の勉強においては分からないことを放置すると、雪だるま式に分からないことが増えていきます。
分からないことが増える前に早めに潰してしまうことが理想です。
なので、1ページ毎にマル付け、自分の理解が怪しいと思ったらマル付けしましょう。
どうせ勉強するなら、学習効果の高い方法、学習効率の高い方法を選択しましょう。