PUBG、フォートナイト、荒野行動、最近人気のゲームは我々中年世代の常識では測れない中毒性が仕込まれているそうです。
昔のゲームの感覚だと、1日1-2時間ほどゲームをした後、セーブして翌日そこから再開すれば、勉強も遊びも計画的に進めることが出来ました。
本当かどうか分かりませんが、『適切な時間のゲームは集中力を向上する。』という話まであります。
なるほど、適切な時間であれば息抜きにもなるし良いかもしれません。
しかし、最近人気のゲームでは自分の判断ではゲームを打ち切りにくい状況を作り上げられているようです。
昔は誰かの家に集まって遊んでいたと思います。
なので、暗くなれば家に帰りましたし、夕飯の前には帰らないといけない子供が普通でした。
現在は自宅からゲーム機を介して仮想空間で友達と集まるようになりました。
自分の家にいるので、時間が多少遅くなっても問題がありません。
夕食を食べてから集まることもできます。
ゲームを設計する側の方の話によると、最近のゲームでは多人数で遊んだ場合に最大効力を発揮するように至るところにフックが設置されているそうです。
多人数な方がゲームが楽しくなるので、自分の都合でゲームから抜けるとその雰囲気に水を差します。
本人にもそのままゲームに参加し続けたいと言う欲求があります。
そうなると、お子さんが自らゲームを中断するのは難しいようです。
子供にゲーム機を買い与えた保護者方から話を聞くと、『子供の人間関係への影響を考え仕方なく買い与えた。』という意見が多いようなので、保護者が介入して無理矢理中断させることも難しいかと思います。
無理矢理中断させた場合、一番恐れることは子供が友達から仲間はずれにされるようになることだと思います。
(ほとんどの場合、そんなことにはならないと分かってはいるのですが、万一を考えるとそうもいかない。)
対処方法としては、子供とルールを取り決めるのが一番良いようです。
ゲームをさせないようにするのではなく、勉強をするようになって欲しいので、勉強する約束を取り付けるようにしましょう。
内容としては、
『決められた宿題をしてからならゲームをしてもよい。』
『成績が下がったら、勉強時間を増やす。』
といったところが効果的なようです。
夜更かししそうなのであれば、就寝時間もあらかじめ決めておくと良いです。