やる気が起きない時でも一度作業を始めると徐々にやる気が出始めます。
それを『作業興奮』と呼びます。
基本的に人間は体に感情が引っ張られる傾向があります。
落ち込んでいる場合でも、取り合えず体を動かしてしまうとなんとか動く経験があると思います。
『作業興奮』は脳科学的にもそのメカニズムが証明されており、
- 身体を動かすことで側坐核が刺激される
- 側坐核が刺激されるとドーパミンが溢れる
- ドーパミンが更なる行動のやる気に繋がる
ことで、やる気が維持されるそうです。
この脳の仕組みを利用してだと思うのですが、元気のない生徒さんにトランポリンで跳ねさせてから勉強させる塾があります。
トランポリンの上で跳ねていると、気分も高揚して元気になるらしく、授業にも前向きな姿勢で臨めるそうです。
ちなみに、PALにもトランポリンを置こうか迷ったのですが、天井が低いので諦めました。
そういえば、天井が低くてトランポリンを置けないので、代わりにエアロバイクを導入した塾さんもいたな。
家で塾の宿題をできない生徒さんは、取り合えず塾に足を運ばせてください。
一旦、塾の宿題を始めると、取り合えず最後までやろうという気になるようです。
結果、週4で塾に通うことになるのですが、宿題をやっつけではなく、腰を据えて勉強してもらえるので、宿題も塾で済めせてもらった方が効果も高いと思います。