勉強をする上で無視できないものに『テスト効果』というものがあります。
『単に情報を聞いたり書いたりするのに比べ、情報を思い出す(検索する)行為をする結果として記憶が強化される』ものです。
もう少し具体的に言うと、復習するにあたって、『もう一度暗記し直すより、その領域をテスト(再演習)した方が強く記憶される』ものです。
更に要約すると『復習の際はインプットよりアウトプットの方が効果が高い』です。
そのため、復習する際は先にアウトプット(演習)して、マル付けしてから、間違えた問題をインプット(暗記、解説の理解)し直す方が学習効果は高くなります。
忘れている箇所を覚え直す場合は鉛筆で書いて覚えましょう。
インプットし直した内容は、その場で完全に全て理解できているか確認し直しましょう。
暗記の確認の場合、鉛筆は使わなくていいので、緑ペン+赤シートで暗記できていることを確認するといいです。
で、忘れている箇所は再度、鉛筆で書いて覚えましょう。
数学等の応用問題の場合、完全に理解できたと思ったら類題を解くとよいです。
解くことで自分の理解度を再確認しましょう。
また後日、再演習(アウトプット)して本当に理解できているのか確認しましょう。
テストするタイミングは最初に勉強した翌日、1週間後、3週間後が推奨されています。
なので塾の宿題は翌日しましょう。