【勉強方法】間違った勉強法① 教科書なぞり書き勉強法

5教科の内、社会だけ得意な生徒がいました。
ほかの教科はサッパリなのですが、社会だけは点数を取れるのです。
その生徒がやっていたのがこの勉強法。

社会の教科書を一言一句、全てノートに書き写していました。

効果はあるようです。

問題点は、『勉強効率が悪い』の一言に尽きます。

この勉強法は時間がかかるのでテスト直前にこれをすると他の教科の勉強が出来ません。

どうりで社会しか点が取れないわけです。

 

小分けにして毎日コツコツを教科書丸写しをするなら、いいかもしれません。

あぁ、でもやっぱり時間がもったいない気がする。

 

暗記ものはこのような流れが一般的に良いとされています。

①普段から、授業を真面目に聞いて全体像をある程度頭に入れる

②教科書・プリントを読んで重要語句の確認

③学校のワークで繰り返し演習

④問題集を追加してさらに上を目指す

 

全体像を押さえてから細部に手を伸ばしていくイメージで勉強すると良いです。

歴史なら、時代区分を押さえて、中心人物が誰で、その人たちが何をしたのか覚える。
地理なら、地名から特産物へ流れていく。

 

学校の授業では、

なぜ、その法律が出来たのか?

なぜ、その事件が発生したのか?

なぜ、その地方ではこの特産物なのか?

といった、理由をしっかり押さえることも重要です。