学校の授業が始まっていないので、勉強をしなくても大丈夫と思っているなら大間違い。
非常事態宣言が発令され、超長期休暇も2か月を超える。
仮に夏休みを全て潰して授業に回しても、授業時間はギリギリ足りるかどうかだろう。
だが、仮に学校が再開されても、学内で新型コロナウィルスの感染者が発生することもしばしばあると予想される。
その都度、学校は休校になり、授業は遅れる。
学校は予定しているカリキュラムを全て終わらせなければならない。
そのために出来ることはシンプルで、
『時間が足りなければ、授業を駆け足で進める。』
だ。
そんな授業についていけるのだろうか?
普段から、学校の授業が遅すぎて退屈と感じている生徒には丁度良い速度の授業になるかもしれない。
そんなのは一部の生徒だけだろう。
大半の塾はそんなことは見越していて、この長期休暇中もオンラインで授業を進める方向に舵を切っている。
当塾も当然そちらに舵を切った。
それでもまだ足りないと感じている。
非常事態宣言が取り下げられるまでにやっている人間との差は開く。
基本的に、後から追いかければいいなんて考えはあり得ない。
周りの倍の速度で勉強をするなんて不可能だからだ。
遅れを取り戻すには、他の人が勉強していない時間にも勉強するしかない。
ほら、無理だろう。
他の人が勉強している時間に、勉強してこなかった。
他の人が勉強している時間だけでなく、他の人が勉強していない時間にも勉強するなんて、不可能に決まっている。
だから、周りが勉強しているなら、同じ時間に勉強しなければならない。