教室にはマスキング効果で耳に入る雑音を減らして集中力を上げる狙いで自然音が流れ、誰一人言葉を発さない空間。
塾を立ち上げて1年。部分的ではあるが、ようやくそれらしい形になってきた。
お調子者はどの学年にもいて、授業中に誰かに話しかけないといられない。
どうしても雑談の時間が発生する。
テスト直前でなければ、わたしも雑談に興じることもある。
(雑談は早めに切り上げるようにはしています。)
無言で勉強をする空間がなかなか作れなかった。
中3の受験生たちが教室を牽引する形で勉強空間が出来上がり始めた。
模試の結果を受けて、本気で勉強に取り組む必要性を感じ始めたようだ。
ただ勉強をするだけの空間になってしまったら、ストレスに耐え切れず勉強が続かない生徒もいる。
休憩時間中は騒がしいのも仕方ない。
普段騒がしい生徒の一人が、『勉強時間が足りない』と言い出した。
今回は、コロナの影響もあってテスト範囲が広い。
勉強時間が足りないと感じられるようになったのは大きな収穫。
目標点数をとるために必要な勉強量が見えてきた証拠だ。
いずれはさらなる高みを目指すことも出来よう。