70点取れなかったかもしれないと、悔しがっている生徒がいます。
しかも、この生徒さんは入塾後10日もたっていません。
数学が苦手だったはずなのに70点取る自信が湧くようなからくりが一応あります。
中学2年生の2学期期末テストの数学のテスト範囲は『平行と合同』がメインになることが多いです。
この『平行と合同』はこれまで勉強してきた内容を基礎としていません。
どういうことかというと、通常、2年生の『連立方程式』であれば1年生の『一次方程式』の知識が基礎となっており、二年生の『一次関数』であれば1年生の『比例』の知識が基礎となっています。
しかし、『平行と合同』は1年生の『平面図形』や『空間図形』が分からなくても、問題なく学習できる単元です。
なので、2年生の中間テスト(一次関数)で成績が下がって2年生の10月、11月頃に塾に入った生徒は、割と簡単に数学40点アップ、50点アップが出来ます。
まぁ、からくりが分かればどうってことない内容ですね?
≪追記≫
結果、この生徒さんは34点アップにとどまりました。
本人的には『予想より悪い点数』だそうです。
さすがに今回は時間が足りなさ過ぎた。