今年は中京高校に推薦してもらうのに主要5教科ALL4+1(計21)が必要でした。(※諸輪中の場合)
で、生徒たちの1学期時点のの5教科の合計が、19、18、17。。。足りません。
そのうち一人はそもそも中京高校への推薦なんて考えていませんでした。
2学期の通知表を受け取るまでは。
そりゃそうだよね。
1学期時点では内申が5教科で4つ足りない(5教科17でした)ので、中京の推薦なんて考えたことすらありませんでした。
で、2学期の定期テストを終えた結果が、
21、24、23。。。
2UP、6UP、6UPだ。
5教科で。
2UPでも盛大に褒めていいよね?
5教科で6UPって、もう変人とか超人の領域だよね?
それが2人もいるよ。
通知表を受け取ったとき、『頑張ったね』なんて言葉は出てこない。
『はぁ~っ?、ナニコレ?スゲ~ッ!!』
と思う。
冗談交じりに、
『誰のおかげで、これだけ成績が上がったんだ?』
と聞くと、
『自分の努力のおかげです。』
と返ってくる。
うん、まぁ、その通りだ。
私はサポートしかしていない。
これだけ成績を上げようと思ったら、本人の努力が一番大きい。
彼らにとって問題は、努力できる環境に身を置けたかどうかだろう。
今回は上手くいった。
高校受験は人生で最大の分岐路の一つではあるが、同時に人生のチェックポイントの一つに過ぎない。
ここがゴールではない。
余談となるが、中京高校進学には大きなメリットと中学生には見えない小さなデメリットがある。
大きなメリットは、皆さまご存知の通り、『中京大学への進学がほぼ可能』。
大半の生徒が中京大学へ進学する。
ただ、HPの進学実績を見ると、5%ほどが短大進学や専門学校進学、進学準備(おそらく浪人)になっている。
あまりに成績が酷ければ中京大学への推薦は貰えないこともあるかもしれない。
小さなデメリットは、さらに上を目指して勉強することが難しい環境になることである。
内部進学なので中京大学の合否は3年生の12月には決まるらしい。
中京大学の推薦を蹴ってまで、大学を受験することはよほど自信がないと出来ない。
まぁ、普通はそれなりに勉強して推薦で中京大学へ進学することを選択するだろう。
注意したいのは、中京大学への推薦を貰えたとしても学部選びは成績順だ。
手を抜きすぎて泣きを見るようなことがないようにして欲しい。
去年の進学実績を見ると、工学部への進学者は7人しかいない。
中京大学への進学者が269人もいるにもかかわらず。
上述の3人の内、2人は明らかに理系だ。
工学部への進学者が少ないことも気にかかる。