学校の宿題は習った翌日にこなすと学習効果が高い!
学校のワークを授業の翌日あたりにこなす習慣をつければ、学習効果が高いうえ、学校の提出物を定期テスト直前に慌ててこなす必要もなくなります。
さて、学術的根拠も紹介します。
効率の良い勉強方法を考えるとき、『エビングハウスの忘却曲線』というものがよく使われます。
『エビングハウスの忘却曲線』とは
20分後には、節約率が58%であった。
1時間後には、節約率が44%であった。
9時間後には、節約率は35%であった。
1日後には、節約率が34%であった。
2日後には、節約率が27%であった。
6日後には、節約率が25%であった。
1ヶ月後には、節約率が21%であった。
というものです。
節約率という言葉が分かりにくいので、
『復習をしないと1日で65%忘れ、1ヶ月で79%忘れる。』
と理解するとおおむね正しいと思います。
このエビングハウスの研究結果から、
最適な復習タイミングが議論され、
一般的には
① 習った翌日
② 習った1週間後
③ 習った1か月後
に復習すると効率よく復習できるといわれています。
なので、学校の宿題、塾の宿題は翌日にこなすと効果が高いです。
ただし、数学など理屈を理解する必要があるものは、まず、理解する努力が必要となります。
それだけは誤解なきよう。