【勉強方法】途中計算式を『書く派』?『書かない派』?

自立学習型個別指導塾PALでは数学の指導をする際、生徒に途中計算式を書くように指導します。
なぜでしょう?

あなた(もしくはあなたのお子さん)は途中計算式を書いていますか?

『途中計算式を書いている生徒の方が成績がいい』なんて言いません。

でも、あなたが計算式を書いていないのであれば、しかも、個別指導塾に通っているのであれば、せっかくのレベルアップの機会をみすみす見逃しているかもしれません。

個別指導塾の先生は、生徒の途中計算式をみて、何を間違っているのか把握します。
「ただの計算ミスなのか?」それとも「理解が不十分なのか?」
「間違え方に何か法則性はないか?」「手も足も出ないのか?」

そして、その生徒に最適な解決方法を考えます。
「問題を多めに解かせて問題に慣れさせる」それとも「その単元を最初からやり直す」
「パターンを見極めるために、ほかの問題を解かせてみる」「もう一つ前の単元に戻る」
間違えた方によって、指導方針・指導内容を変えています。
そして、理解しやすいようにポイントを絞って説明しようとします。

途中式を書いていない生徒の場合、なぜ間違えたのか、どこで間違えたのか分からないので、全部説明する必要があります。
全部説明し直して、それから再演習して、それで改善されていないのであれば、そこから他の方法を考えます。
効率が悪いですよね?

時間は有限です。
スケジュールに間に合わないと判断されれば、問題の本質か改善されたか判断できないまま先に進むこともしばしばです。

しかも、計算式を書かない生徒は、計算速度も遅いことが多いのです。
計算式を書けば、2,3分で解けてるであろう問題を、5分かけて暗算で解こうとします。

当然、勉強が半分しか進みません。

さて、あなたにとって、利益あるのはどちらでしょうか?