【雑学】10年後、今ある仕事の47%がなくなる?

2014年英オックスフォード大学で『10-20年後に今ある仕事の大半が機械に奪われる』と予測した教授がいます。
以前からよく耳にする話題ですね。
塾でも映像授業に置き換えられる内容は増えていくだろうと予測されています。

私の塾でもその単元の導入部分の説明を3分程度の映像授業に置き換えています。
基礎的な内容の説明は、生徒全員が必要な上、同じ内容の繰り返しなので映像授業の方が適していると考えています。
映像授業を見て理解できなければ、それから講師に聞いてもらっても問題ありませんし。

分からないところは講師が解説します。

人間のすべき仕事は人にしかできない柔軟な対応が必要な部分だけになっていくだろう思っています。
『どこで分からなくなったのか?』
『なぜ分からなくなってしまったのか?』
を察して対応するのが講師の仕事だと思います。

 

しかし、最近のAIの進歩を見ると、その考えすらも間違っているのかもしれないと思うことがあります。

 

世の中を見渡すと、

注文を入れると機械が全自動で料理を作ってくれるレストランがあります。

50年以上の経験を持つ一流農家と同レベルの農産物を栽培する温室があります。
肥料も温度調整も湿度調整も自動化されているそうです。

この温室では、人間にしかできないと考えられていた柔軟な対応も数値化してAIが一流農家並みの農作物を栽培してしまいます。

既に算数・数学をAIが教える塾もあります。

AIに出来ないことは本当にないのではないでしょうか?
不安になってきます。

 

それでは、人がすべき仕事とは何でしょうか?

料理を作る機械を設計する側その温室自体を設計する側であれば仕事は奪われにくくなります。

そのため、プログラマーは非常につぶしのきく職業です。

日本は『高度なIT人材が圧倒的に不足している』ため、プログラマーの育成が緊急課題として挙げられていますが、プログラミング必修化は、将来の失業率低下に対する未然防止策につながるものと思います。

小学校のプログラミングは本当にさわりの部分だけなので、中学校・高校のプログラミング授業を学校側が対応できるかどうかが肝になってきますね。

ホリエモンがYoutubeでプログラミングは語学よりずっと簡単だと言っていました。

将来の夢が決まらない生徒さんは、プログラマーも視野に入れておくと良いかもしれませんね。