国語の成績を上げることは難しいですよね。
なぜって、国語は生まれてから今日までに培った知識をテストされるので、一朝一夕では挽回できないからです。
国語力を向上するには本を読むと良いという話があります。
みなさんもよく耳にしますよね?
一方で、その真逆のことを言う人もいます。
読書は国語力の養成には大して寄与しないと言うのです。
どちらが本当でしょうか?
決着をつけてほしいですよね。
結論を言うと、大切なのは本を読むことではありません、物語を読んでその上でその感想を人に伝えられることです。
A君が本を読みました。
『A君、どんな話だった?』
『分からな~い』
『A君、面白かった?』
『別に?』
これでは読んだとは言えないですし、読解力も身につかないですよね。
本を読むことが無駄なのではなく、面白くもない本を押し付けて読ませることが無駄なのです。
自分にとってつまらない映画や本を読んでも、主人公の気持ちや考えなんて理解できませんよね?
『主人公はその時、どう感じたと思いますか?』
なんて聞かれても、『そんなこと知らんがな』ってなります。
興味がないんだから。
脳みそが働いていないので、読解力を問われても無駄です。
読書においては、お子さんが物語を読んで面白いと思える本を選択することが重要です。
今日は、このブログを読んで読解力について考えたことを書きました。
私は基本理系なので、文系科目は文系の先生を参考にしています。
『読んで理解できないと、感想も持てない
感想と読解力というのは同じものではなく、セットである』
なるほどと思った。
内容を真似しているんじゃないかって?
いやいや、オマージュです。