一応、私立高校の推薦入試はほんの一部の高校を覗いて100%合格するという噂ですが、当事者にとってはそんな情報は去年までのもの。
生徒たちは不安を隠しきれません。
で、生徒たちは短時間で大きく変わりそうなものは『面接』だと判断したのでしょう。
中学校でも何回か練習しているらしいので、これ以上の練習は不要だとと思っていたのですが、塾でも面接の練習をすることになりました。
取り合えず不安さえ取り除いてあげれば良いかと思い、形だけ面接官をすることにしました。
で、気付く。
『男子、面接が下手。』
そもそも志望動機がまとまっていない。
何を言いたいのかすら分から~ん!!
なので、一緒に志望動機から練り直して、練習して、推敲してからまた練習して・・・。
あれっ?
いつの間にか脚本家になってね?私。
女の子の方が、客観的に自分を見つめるスキルに長けているので自己分析が比較的にしっかり出来ています。
一方、男の子は自己分析が出来ていないため、面接で何も話せません。
結局、土曜日から火曜日まで隙間の時間を見つけては面接練習と脚本の製作(?)をしていました。
入試の結果は入試翌日(つまり明日)にも出るらしい。
『まぁ、全員合格するでしょ。』
生徒にこれを言う度に怒られるが、今回は真にそう願う。