キャンディー効果

ガムを咀嚼(そしゃく)しながら勉強した方が集中力が上がるそうだ。

それなら、アメを舐めながらならどうなるだろうと思って調べてみました。

で、結果、何らかの効果があるという文献は見つからなかったのですが、代わりに『キャンディー効果』というものを見つけました。

 

調べるきっかけとして、『クイズ番組で東大王として知られるようになった【伊沢拓司】は仕事中、常にガムを噛んでいる』という話を聞きました。

その方が集中力が上がると知っての行動のよう。

調べるとガムにはさらに身体的・精神的疲労を軽減する効果もあるらしいです。

 

ガムにこれだけの効果があるのであれば是非とも導入したいところだが、他人の咀嚼音が集中力を妨げそうなので導入できない

衛生的にも問題を発生しそうだ。

 

それで、アメならどうだろうと思ったわけだ。

最近、マスク内の口臭対策としてフリスクを大量に購入したのだが、眠気対策として生徒に舐めさせてはどうかと思ったのだ。

残念。仕事や勉強中にアメを舐めても特別な効果はないようだ。
(レモンやミントの香りはリラックス効果があるかもしれないが、アメに限った話ではない。)

 

しかし、別の効果があることを知りました。

 

仕事・勉強を始める前にキャンディー(=スモールプレゼント)を配ることで、効率が向上します。

それを『キャンディー効果』という。

 

<<キャンディー効果>>

ショーン・エイカーが行った代表的な実験が、架空の患者の症状や病歴を読み上げ、医者にそれぞれを診断してもらうというもの。チームを3つに分け診断前に以下のことをしてもらいました。

Aチーム : なにもしない
Bチーム : 医療記事を読んでもらった
Cチーム : キャンディを配った

その結果、Cチームが他のチームより、2倍のスピードで正確に診断したというのです。
そこから、関わる人の気分を上げる・いい気分にさせることによって、結果的に作業がはかどってミスも減るということがわかっています。

 

 

 

個別指導塾によくある、『褒めて伸ばす』仕組みの根源ですね。

配るのはキャンディーでなくても、相手が喜ぶようなスモールプレゼントなら何でもいいです。

 

 

テストの前日のテスト勉強前には私もキャンディーを配ろうか?

まぁ、今日定期テストが終わったところだけれどもね・・・。