その塾は高いのか?安いのか?

塾の月謝って高いのか安いのかよく分かりません。

おまけに大抵の塾はHPを見ても授業料が載ってません。

HPに授業料を掲載する塾、しない塾にはそれぞれHPに授業料を掲載する理屈と、掲載しない理屈があります。

当塾も以前はHPに授業料を掲載していましたが、少し前に止めました。

成績アップとコストパフォーマンスは地域No.1のつもりです。

しかし、月謝を当塾より安くできる塾はいくらでもあるので、授業料は授業の内容を説明する際に一緒に口頭で説明した方が良いと考えています。

他塾で当塾より授業料が安くなる選択をした場合、1週間の塾での勉強時間が3時間以下になるので、なかなか効果が出にくいと思います。

 

さて、

昔、塾長の間で『神奈川のとある大手塾の料金が分かりにくい』という話題になりました。

HPを見ても分からないし、問い合わせをして料金を確認してもよく分からないし、入塾面談をして入塾を決めた後も、一体、幾ら月謝を払えばいいかよく分からないと。

 

これを聞いて、とある硬派な個人塾の塾長は

『けしからん。保護者から授業料をふんだくる魂胆が見え見えではないか。』

と憤慨します。

 

とあるやり手の塾長は

『なんと素晴らしい。私の塾でも見習いたい。』

と、称賛します。

 

称賛した理由、一見、不思議ですよね?

理由を聞いて納得しました。

授業料がよく分からないにもかかわらず、親が黙って授業料を支払うということは、”それに見合うサービスを提供できている塾”ということでもあるんですよね。

 

授業料のが低価格で設定されている塾はいくらでもあります。

例えば”ヒー〇ーズ”などは、1コマ1000円で売っています。

授業料以外にも諸経費などが必要になりますが、
 1000円×4週間+3000円程度=7000円
 これに諸経費が加わるので+3000円
月10,000円程度で塾に通うことが出来ます。

当塾にはこんな授業料の設定は絶対に無理です。
(”ヒー〇ーズ”ではこのような授業の選択も可能だというだけで、実際に月10,000円で通う生徒はかなり少数派だと思います。)

一方、上述の例の場合、週1コマになると思います。

1ヶ月(4週間)で4コマしか勉強しないのだから、塾以外でも家庭学習をしないと成績が上がるとは思えません。
なので、ご家庭での学習管理が重要になります。

塾では英数の分からない箇所だけを教えて貰って、家での勉強は保護者か本人がしっかり学習管理をするのであればリーズナブルな料金だと思います。

ご家庭での勉強と学習管理がしっかり出来ないのであれば、お金だけ払って成績は上がらない割高なサービスに成り下がるでしょう。

 

塾の授業料が高いか安いかなんて、そのご家庭にとって授業料に見合ったサービスになっているかどうかで決まります。