テスト前なので塾でテスト勉強をする生徒がいます。
で、テスト勉強の様子を見ていたら、とんでもないことをしていました。
なんと、学校のワークを後ろから進めていました。
最初、
『もうこんなところまで進んだのか、えらいな。』
と、声をかけようと思ったのです。
でも、反比例は塾で昨日勉強したばかり。
学校ではまだ勉強していない。
ワークを解く時間もなかったはず。
なにかおかしい?
と思って、前のページをめくったら白紙でした。
そこから、その生徒にはワークの使い方を説明しました。
教科書は基礎的なことからだんだん難しいことを勉強するようにできています。
なので、ワークも基礎的な問題からだんだん難しい問題になっていきます。
新しい単元に突入すると、問題はまた簡単な内容から始まり、徐々に難しくなっていきます。
なので、ページ数の若い方から問題を解きましょう。
さらに、これは大抵のワークや問題集に共通するのですが、
見開き2ページの左側のページは基礎問題
右側のページはそれより少し難しい問題になっています。
なので、やっぱりワークはページ数の若い方から解いていきましょう。
そして、1ページ解くごとに答え合わせをして、間違えた問題は解説を読んで見直しましょう。
マメに答え合わせをしないと、自分の理解に勘違いがあった場合、勘違いをしたところから後ろが全滅して、勉強時間が無駄になるからです。
もう一度まとめると、
若いページから1ページずつ問題を解いて、答え合わせ。
間違えた問題は解説を読んで復習。
間違えた問題の数が30%を超えている場合は、その場で間違えた問題を解き直すとよい。
それから次のページに進む。
間違えた問題は翌日以降にもう一度解き直して、理解度を確認しよう。
最初から全く解けなかったら、学校でも塾でもいいから先生に教えてもらいに行こう。