教科ごとに勉強方法を変える必要があります。
【勉強方法】国数英理社の違い ① 英数国
理社は英数国とは異なり、前回テストまでに習った単元の知識が次のテストでは必ずしも必要ではありません。
以前の単元を復習しても次回のテストで直接点数に繋がらないため、個別指導塾や自立学習塾では1・2年生の季節講習でも必要としないことが多いです。
ただし、1・2年生でサボると3年生の受験勉強では勉強時間が足りなくなります。定期テストのテスト勉強が命となります。
理科も社会も暗記だけすればいい教科ではありませんが、暗記すべき内容が多いのも理科・社会です。
暗記は『内容を忘れたかけた頃に反復する』ことが重要な科目です。
暗記した内容を忘れてしまっても、めげずに反復しましょう。
勉強方法は大きく2つに分かれます。
① 出題されやすい問題に絞って勉強する
塾専用教材のフォレスタが代表例です。
ヤマを張って勉強しているのと同義なので、当たりはずれがあります。
テキストの消化速度が遅い生徒は、こちらを選択せざるを得ません。
② 教科書・学校のワークを使用して勉強する
テスト範囲を一様に全範囲を勉強します。
勉強量 ≒ 点数となります。
勉強時間を確保することが重要となります。
【理科】
するべきことは、語句の暗記(全範囲)、実験方法やその手順を踏む理由の理解(化学・生物)、理屈や原理の理解(物理、化学、地学)です。
語句の暗記と実験方法は教科書と学校のワークを使用するのが効率的です。
理屈や原理の理解は、思考問題・計算問題の出題傾向が高い分野です。学校のワークだけで問題パターンが少ないと感じる人は、市販の問題集を利用しましょう。
例外的に中3化学は中2化学の知識を前提としている単元です。【元素記号】と【化学反応式】は中2でしっかり押さえましょう。
化学は中2の時点で手を抜くと取り返しがつかない事態にまで発展しうるので、気をつけましょう。
【社会】
暗記ものと呼ばれます。
が、語句を暗記しただけでは高得点に結びつきません。
語句の意味や、語句同士の繋がり、背景や時系列を意識して覚えましょう。
社会については、塾専用教材や市販教材を使って勉強するより、学校のワーク中心で勉強した方が点数には繋がりやすいです。
勉強はアウトプット>インプットです。
教科書やテキストを眺めて勉強した気になっているだけの勉強法では点数が上がりません。
何度も間違った問題を解きましょう。