ベストセラー本のタイトルそのまま持ってきました。
成功者にみられる共通点、GRIT(やり抜く力)です。
成功するには努力が必要です。
そんなことは分かっています。
誰でも。
でも、いつも
『この努力は自分に必要なのか?』
そんなことが頭によぎりませんか?
そうです。したいのはそんな話です。
この本は成功者の共通点を研究した話です。
結果、GRIT(やり抜く力)というものが共通していることが分かりました。
GRITとは、たとえ絶望的な状況下においても、希望を見つけ出し、やり抜く力です。
成功者は常に成功者し続けているわけではではありませんでした。
上手くいかないこともあり、絶望的な状況下に置かれることもあります。
しかし、その困難を乗り越え成功者となっているのです。
この能力『やり抜く力』は鍛えることができます。
いえ、鍛えなくてはなりません。
鍛えるためにはどうすればよいのでしょうか?
そのためには、今、目の前にあることを今すぐに放棄してはならないのです。
部活、習い事、スポーツクラブ、放棄する前に一度考えましょう。
それは、成長するために必要か?
成長に必要ないなら止めてしまってもいいかもしれません。
でも、安易にやめてはなりません。
お子さんがやりたいと言い出してはじめた習い事なら2年は継続させましょう。
そして、習い事を始める前にその約束しておきましょう。
ご自身のお子さんに対してこのGRIT(やり抜く力)を育てるのにどんな教育が必要でしょう?
簡単に出来るところを挙げると、
① がんばったら褒美がもらえる。がんばらなかったら褒美がもらえないというルールを子供に認識させる。
② 良い結果が出た場合、努力したことを褒める。才能は褒めない、褒めてはいけない。良い結果が出なくても努力した結果であれば結果は追及しない。
次回に向けて、どう変えていけばいいかを相談する。
努力して結果が出なくて一番悔しいのは本人。
そこを親がなじってはいけません。
③ 物事が上手く運ばない場合、あきらめさせてはいけない。上手くいくように努力させる。
もしくは、上手くいくにはどうすればいいか考えさせるか、一緒に考えてあげる。
④ 親が努力している姿を見せてあげる。
子供は言っても言うことを聞かないが親の真似はする。良いところも悪いところも。
自分は楽をして、子供にだけ努力させることは困難。
本を読ませたいなら、自分も本を読む姿を見せてあげる。
GRIT(やり抜く力)とは、むやみやたらに努力することではありません。
自身の成長に必要なことをよく考え、見極め、粘り強くこなす力です。
一度決めたことを最後まで完遂する力です。
勉強をなぜするのか?
自分を磨くためです。
社会人として、恥ずかしくない人物になるためです。
この先、待ち受ける困難に知性、精神力、自分の持ちうる全てのものを使い、打ち勝つためです。
じゃぁ、自分はどうだよ?って言われると、痛いところです。
でも、まぁ、成功するまで頑張ってみるか。